君子は事え易くして説ばしめ難し
弟子の子貢がこんなことを先生の孔子にたずねた。
子貢
「先生、ついに私は村中の人から好かれることができました」
孔子
「それではまだまだじゃ」
子貢
「それでは村中の人達から嫌われた方が良いのですか?」
孔子
「それもまだまだじゃ」
子貢
「それならどうすれば良いのでしょうか?」
孔子
「村の善良な人からは好かれ、悪いやつからは憎まれる、こういう人物でなくてはだめじゃ。」
つまり
自分のことを嫌いな人に好かれようと時間を使うより自分のことを好いてくれる人達とより強い繋がりに時間を使った方が限りある時間の使い方としては効率がよいのかも
誰でも人から憎まれたり嫌われたりするのはいやだが、そのために「是は是」・「非は非」とせず、あいまいな態度でいると、やがては人間性を疑われる。これは、という時には、いちいち人の顔色をうかがうようなことではダメで、あえて人から嫌われるぐらいでないと、ほんとうの信頼を得ることはできない。ってコトかな
日々、色々な相談を受けますが
綺麗事では纏まらないコトも多々ありますね。
それでも人が人である以上は人のままでイヤなコトも乗り越えて行かないとね